現在韓国でゴミ問題がとても深刻ということをご存じだろうか?
それはビニールや廃プラスチックゴミの受け入れ先だった中国が廃資材の輸入停止をし始めたことにより、リサイクル業者がゴミ回収をしなくなったからである。
そのため、韓国の至る所、主にソウルなどの活気のある場所では週末、翌朝になると街中でゴミが散乱していたり、ゴミが回収されないため、山積みになっているところもあるようだ。

出典:https://ameblo.jp/yuki7979seoul/entry-12033323770.html
それでも街をきれいに保とうとしてくれているのは早朝の「環境美化員」である。
高齢者の方が多いようだが、彼らがいることで、韓国のゴミ問題はまだこれくらいで済んでいるといっても過言ではないのだ。
一方、日本では中国の廃資材の輸入停止を受けて、「プラスチック廃棄物の約88%を国内で処理できる能力を持ちながら、すぐさま輸出地域をベトナムや台湾にまで広げた」ことや、「むしろこの輸入規制をチャンスと捉えている」などの前向きな日本の姿勢に、「やはり日本から学ぶべきことがあるのは確か」、「日本の技術力はやはりすごい」など感心の声が出ているようだ。
また、海水浴場でも飲酒を許可したとたんに海水浴場がゴミ置き場に変わったともいわれており、こちらも深刻な問題となっている。

出典:http://jin115.com/archives/51969646.html
防止策として、海水浴場にたくさんのゴミ箱を設置しているのだが、ゴミ箱には捨てずそのまま砂浜に捨てている人たちがまだまだ多いのだとか。
どうやらゴミは捨てるという感覚ではなく、置いていくものだと認識している人も少なくないのだろう。
これからどんどん韓国が成長していく中で、ゴミ問題はとても重要だということを理解していただき、一刻も早く有効な解決策を出していただきたいと願っている。
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