僕は絵を描かせてもらっている職業柄、今回の韓国旅で美術館に訪れたいと思った。
違う文化の美術作品はどういったものか興味があった。
ガイドブックで探していると、市庁駅(シチョン)真横に、2つの美術館、また、かつての朝鮮王が生活していたとされる徳寿宮(トクスグン)があるので、行ってきた。
2つの美術館の内1つは徳寿宮の中にあるので、徳寿宮と美術館はセットである。
ソウル市立美術館
アクセス:地下鉄2号線市庁駅11番出口を出てまっすぐ100mほど

100mほど進むと左手にバス停があり、下画像のような景色になる。

この手前に見える横断歩道の右を見ると、下画像のような景色が見える。

少し入りづらい雰囲気かもしれないが気にせず入って、左手に進んでみよう。ちなみに月曜日は休館日らしいので注意。



しばらく進んでみたら、館内への入り口が見える。


1階にはカフェも入っており、内装はとても現代的である。

僕が訪れた日は、館内の一部改装工事中で、少ししか見ることはできなかった。


こういった美しい美術作品もあるのだが、中には過去の歴史描写に近いものや、戦時中の子供が描いたと思われる描写など、歴史に紐づいたものも多く展示されていた。
ほんとの美術家・画家などが描いた画力が高い正統派の絵というよりは、ピカソっぽいこれが絵?というものも展示されていたりで、正統派の絵が好きな方にはあまりお勧めできない美術館という印象を持った。
徳寿宮(トクスグン)
アクセス:地下鉄2号線市庁駅12番出口目の前

↑ここが入り口

僕が訪れたタイミングはちょうど、守門将交代式?をやっていたので、記念に1枚。微動だにしない守将に少しヒヤヒヤ笑
入口右側にカウンターがあるので、徳寿宮の入場料1000ウォンを払い、中へ。



昔の雰囲気を帯びた建物は本当に迫力がすごい。

しばらく奥に進むと、美術館発見。
国立現代美術館 徳寿宮館
こちらの美術館は各部屋に番号が振られており、順番に入っていかなくてはいけないようだ。
まずは1番の部屋から。





こちらは先ほどのソウル市立美術館に比べて、正統派な美術画が多い印象。展示作品も多く、楽しむことができた。
そして8番くらいの部屋に入ったところで、黒い垂れ幕にデジタルアートなるものが書いてあったので、中に入ってみると。



広いお部屋の中に、プロジェクターで投影したデジタルアートが。
写真ではわからないと思うのだが、部屋全体が投影されていることで、自分がその世界に迷い込んだような錯覚になる(VRみたいな感じ)
最新技術によって素晴らしい奥行き表現と緻密に構成されたプログラムに終始感動しっぱなしの僕。
僕がSFっぽい世界を好きだというのもあるが、正直韓国で一番感動したのってこの時かもしれない笑
何回か見終わったあと、部屋を出ると、そこは外に繋がっていた。


この徳寿宮は西洋建築が取り入れられていることでも有名で、韓国建築の中に西洋建築があったりで不思議な気持ちになった。
美術館への入場料は無料なので、市庁駅に簡単に来られる場合、ぜひ寄ってみてほしい。
コメントを残す